Parecerの、目的語がつくときと、つかないとき
未だに使い方をよく間違える、"Parecer"。
「・・・のように見える」、とか「・・・らしい」という意味で使います。
例えば、
Mikel: ¿Cómo Estas?
Ana: Estoy muy bien. Y parece que tú también.
上の文での"parece"は、「あなたも元気そう(に見える)ね。」という感じ。
でも私としては、"parece"は目的語と一緒に使うイメージが強くて、つい"me"とか"te"
とかをつけてしまいます。
でもそうすると、違う意味になってしまうんです。
Romeu: ¿Por qué no quedamos un día de stos?
Victoria: Vale. Te parece bien el martes a las seis en el Zurich?
上の文では、"Te"が付いています。
これは、"te"の意見を聞いているからです。「火曜日は(あなたにとって)都合はいい?」、「火曜日はどう思う?」みたいな感じ。
よく考えれば納得なんですが、会話の中ではまだ自然に区別してさらっと使いこなせて
いません。
ちなみに、二つ目の会話に出てくる"el Zurich"。
これは、スイスのチューリッヒで会おうと言っているのではありません。
どんな待ち合わせ(笑)?
注目は、その前についている "el"。
地名に冠詞はつかないので、この"el"がついていることで、「チューリッヒ」がレストランや
バルなどのお店の名前だということがわかります。
冠詞って奥が深いですよね。
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